暮らし日記

シンプルに効率よく、心地良い毎日を。暮らしの記録です。

一汁一菜でよいという提案、を読みました

最近、ずっと気になっていた本を買いました。

土井善晴先生の「一汁一菜でよいという提案」です。

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案


読み終わりまして。
これまでのモヤモヤがふっとび、ホッとした気持ちになりました。
がんばりすぎなくていいんだよ、と土井先生がやさしく語りかけてくれているような気がします。

私は、具沢山のお味噌汁が大好きです。
最近帰宅が遅いので支度をする時間も限られている。
遅い時間に夕飯をいただくと翌日胃もたれがち。
なので具沢山のお味噌汁とご飯、あれば納豆くらいでちょうどよいはずなのですが…
なーんかずっと後ろめたさを感じでいました。

夫も「(ごはん、お味噌汁、納豆だけで)十分!夜遅くてたくさん食べると太っちゃうし」と言ってくれていたのですが、
自分の母親が品数を作る方だったので、やっぱりおかずを何品か作るべきだろうか、、、と。 なのに胃もたれするし、太るし、、、
結局、価値観に囚われてるだけで、全然理にかなってない。

それと、一汁一菜だと好きなお味噌汁を作ることだけに集中できます。
他のおかずのことや時間焦を気にせず、大好きなお味噌汁が出来上がるプロセスを堪能することができます。
本当に、心にゆとりが生まれました。

ふと思い出した私の母の姿。
母はとてもしっかり手料理を作ってくれる人です。
お弁当に冷凍食品が入っていることもほぼなく、食卓にはいつも彩どりのおかずが並んでいました。
季節のイベントにもご馳走を作ってくれます。

けど、母はいつもイライラしていました。
特に毎年の大晦日。
一日中怒鳴りながらおせちを作ります。

家族のためを一生懸命思って作ろうとしてくれていたのでしょうが、
私は一日中怒鳴り声を聞きながら過ごす方が嫌でした。

母は本当に一生懸命で、余裕がなかったのだと思います。
大晦日に至るまでの日々の中に。
だから、おせちのような手間のかかるイベントが入ると、爆発してしまっていたのでしょう。

今母は一人暮らしをしているのですが、「だいぶ料理が手抜きになった」と嘆いていました。
私はこの本を読んで母に、
〈いいんじゃない?それでも十分栄養が摂れているなら。自分のために楽してあげられるのも、自分のために豪華な料理を作ってあげるのと同じくらい、自分を労わるってことになってると思うよ〉と伝えました。
母もその言葉にほっとしたようです。

必要な下ごしらえはちゃんとする。
栄養もとる。
けど、見栄を張らない。

土井先生の一汁一菜でよいという提案には、地に足をつけて生きることと他人と比べないこと、自他を思いやるあたたかさ、そんな要素が詰まっていると思いました。